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Tokyo TAMA Festival Short Ver.

 

 

 

Another Tokyo TAMA

 

日本全土で開催される、大小さまざまなお祭りの数は、10万とも30万ともいわれています。「祭り」という言葉は「たてまつる」に由来し、尊い存在に奉仕することを指します。古くからあるお祭りの多くは、寺や神社にてその由緒ある日や、日本の年中行事に合わせとり行われます。「例大祭」は神道の神を祀る神社での祭りのことを指す、各神社の主となる行事。「節分会(せつぶんえ)」と称して2月3日の節分の日に行われる豆撒きはお寺・神社の両方で開かれ、厄除け・招福を願う多くの人で毎年賑わいます。

 

●くらやみ祭り

毎年4月30日~5月6日に開催される、府中市・大國魂神社(=Ookunitama Shinto Shrine)の例大祭で関東三大奇祭の一つ。くらやみの名は昔、神輿渡御の際「神の姿を直視することは禁忌」として、深夜一帯の街明かりが消されたなかで行われたことに由来します。神輿渡御は5月5日に花火の合図で開始し、8基の神輿が大太鼓に導かれ、御旅所(おたびしょ=御霊を安置させる場所)(鎌倉街道と旧甲州街道との交叉点)までを渡御します。

 

●高幡不動尊金剛寺 節分会

関東三大不動尊である日野市の高幡不動尊では毎年、2月3日に節分会を開催。約4万人もの人が集まる日野市を代表するイベントです。豆撒きの開催は午前・午後で全五回。数々の豪華なゲスト陣と年男が豆撒きに参加し、大人から子供まで多くの観光客で賑わいます。当日境内で販売の、縁起物が詰まった福袋もたいへん人気です。

 

●しょうが祭り(二宮神社秋季例大祭)

毎年9月9日に行われる、あきる野市・二宮神社の秋季例大祭では、古くから地域で採れた葉根付きの生姜と里芋、「牛の舌」と呼ばれる餅の三品を、他の供物とともに神前に供えます。特に生姜は「二宮神社の生姜を食べれば、無病息災、厄除けになる」との噂が広がりました。やがて境内に多くの店が並び始め、お祭り見物と生姜を求め多くの人が集うようになりました。いつの間にか二宮神社の秋季例大祭は「しょうが祭り」の名で親しまれるようになりました。

 

●八雲神社 神輿の川入れ

羽村市では毎年「はむら花と水のまつり」期間中の、4月第2土・日曜に「羽村春祭り(八雲神社春季例大祭)」が開催されます。メインとなる本大祭では、稲荷神社の神輿が多摩川の羽村の堰下を川渡りする神輿の川入れ(水中渡御)があり、その勇ましい姿を見に多くの観光客が訪れ、毎春賑わいを見せています。

 

 

編集 多持大輔

2018.8